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「animate Times Presents スロウスタート リレーインタビュー」
Vol.1 近藤玲奈(一之瀬花名役)インタビュー

近藤さんが演じられる花名について、まずは第一印象からうかがえますか。
花名ちゃんは、本当にいつもあわあわブルブルしていて、泣き虫さんで心配性で、いろいろ物事を考えすぎちゃう、見ていてすごく心配になっちゃうような子ではあるんですけど、その本気でアワアワしてる姿がかわいらしくもあって、すごく微笑ましい子だなって思いました。
また、どういったところが花名の一番魅力的だと感じました?
引っ込み思案ではあるんですけど、他人に対しての思いやりの気持ちとか心遣いは人一倍ある子だと私は思っていて。人のことに対して、何か共感したときなんかに泣いたりしちゃうこともあって、泣くぐらい気持ちをわかってあげられるような優しい心が魅力的だなと思います。
花名を見て自分と似ていると感じるところはありますか?
たくさんあります! まず初対面の人と話すときにテンパって、わけがわからないことを言ってしまったりするところとか(笑)、あと私は共演した方々と写真を撮りたいなと思っても声をかける勇気がなかなか出なくて…。花名ちゃんにも似たようなシーンがあるんですけど「私と同じだ!」って思いました(笑)。
今回の現場でも、花名のようにあわあわしてしまったことはありました?
まだ馴染めてなかった最初の頃はたくさんありましたね。話しかけられただけでもドキドキして「そ、そ、そ、そうですね」みたいなぎこちない会話も結構あって(笑)。でも回を重ねて、ニコニコ生放送の番組とか、特番のロケとか「ne! ne! ne!」のミュージックビデオの撮影でも4人一緒の時間が多くなっていくうちに、だんだんと素の自分を出せるようになってきて、最近ではみんなで楽しくワイワイしながら爆笑してることが多いです(笑)。
また逆に、花名を見て自分にはできないなと思うところはありますか?
人に勉強を教えてるシーンはすごいなと思いました。私はあまり勉強が得意ではないし、人に説明するのがすごく下手くそなんですよ。いつの間にか違う話になってて「あれ、いま何の話してたんだっけ?」みたいになっちゃったり、比喩を使ってもわかんないって言われたり……日本語って難しいなって(笑)。なので花名ちゃんは、勉強もできるし、人に説明もできるっていうダブルですごいなって思います。
そんな花名を演じるうえで大事にしてることはなんですか?
花名ちゃんは、たまちゃんと栄依子ちゃん、冠ちゃんの3人に出会ってから本当にいろんな世界を知るようになるので、そういう何かを初めて見たときの驚きだったり感動だったりを出せるように、私もそれに初めて遭遇したらどうなるかみたいなのを想像しながら、花名ちゃんの気持ちとリンクしてお芝居するように気を付けています。
あと驚いたときは「え!」とか「すごい」とかをよく言うんですけど、でもそれが「わー! すごーい!」のときもあれば、小声で「うわ…すごい…」みたいなときもあって、そういうバリエーションを演じ分けられるようなお芝居も心がけてます。
アフレコ現場で受けた演技指導で印象に残っていることはあります?
スポーツテストをするエピソードがあるのですが、花名ちゃんは運動ができないので、ずっとヘトヘトになっているシーンが多いんですけど、そこで「もっと思い切った声出していいよ」と監督さんから言われて、そのときは「は、はい」とあわあわしながら返事しつつ、これまでより遊んだ演技をしてみようかなって思えて。それで息の荒い感じを出したりとか、ヘトヘト感を大げさに出すためにいろいろ挑戦したりしました。
また放送が控えた第1話で、ぜひ注目してほしい、おすすめのポイントを教えてもらえるでしょうか。
第1話の花名ちゃんは、みんなと出会ったばかり、初めての高校生活が始まったばかりで、全体的にぽわ〜んとしてるんですけど、逆にそういう姿はだんだん見られなくなるので貴重かもしれません(笑)。それにそんな中でも、ときどき、みんなと一緒にいて楽しいなっていう笑顔をチラっと見せたりするのもかわいいんです。
あと私がすごくいいなと思ったのは、桜並木を歩いているときの、桜を見上げたときの花名ちゃんの表情ですね。「ここから花名ちゃんの物語が始まるんだ!」という感じがしてお気に入りです。
月1月24日には、OP曲「ne! ne! ne!」がリリースされます。映像特典でミュージックビデオも収録されますが、こちらで気を付けられた点などは?
とにかくこの4人が「一緒にいて楽しい!」って言ってる姿が本当に想像できるような曲で、最初は花名ちゃんを意識して歌ってたんですけど、「自分らしく伸び伸び歌ってください」と言っていただけて、みんなが楽しんでる姿を想像しながら楽しく歌いました。
MVもサビの踊りが私には難しくて苦戦してたんですけど、ダンスレッスンをすごく頑張ったので、観ていただけたらうれしいです。収録もすごく長時間だったんですけど、みんな最後まで本当に元気で、お互いの距離もより一層縮まった、すごく楽しい現場だったんですよね。

インタビューの続きは、アニメイトタイムズにて!